今日の関東地方は大気の状態が非常に不安定でした。日中の地上の気温は10℃でしたが上空5000mにはー33℃の猛烈な寒気が流入しました。雷が発生する可能性は地上と上空の気温差が40℃以上が条件ですが今回は43℃以上ありました。その結果激しい上昇流が発生して雷雲が発生するメカニズムです。(かなり大雑把な表現をしています)
また今回は上空1500mには雪の目安となるー3℃以下の寒気も流入しており東京は雪かみぞれの予報でした。夕方15時頃にゴロゴロと雷がなり1時間後くらいに雪になりました。
そんな訳で渋谷への所用もあったのでスクランブル交差点で雪景色を狙おうとイメージしていました。お気に入りのライカQ2をリュックに入れて買い物をしていましたが、雨は次第にみぞれに変わりその後激しい雪となりました。傘を差しながら色々撮影したのですが結構難しかった!
道玄坂付近ですが都心の撮影は楽です。理由は簡単、これだけ照明が多いと雪のライティングはあとは雪をどのようにして描写するのか?その1点につきます。ズミルックス28㎜は開放が1.7で夜の撮影は苦になりません。また防塵防滴構造のためこんな日も安心のオールラウンダーカメラです。
撮影は開放1.7にほぼ固定して絞り優先オートで撮影、時折0.3程度アンダーにして撮影しましたが特に補正しなくても良かった感じです。雪の描写は雪の流れ方で雪に見えるか見えないか違いがはっきり出ます。固辞天気にはこの流れ方好きです。
センター街入口からの1枚です。人も土曜のわりには普段よりは少な目でしょうか。雪の描写は点に近いですが黒く抜けたバックグラウンドのお陰で雪らしく描写できたと感じた1枚です。
手前はスクランブルスクエアビル、奥には東急プラザが見えます。少し画面が白く描写されてしまったのでもう少し黒のしまりをあげた方が良かったかもしれません。
空を見上げて撮影しましたがもうカメラはびしょ濡れでしたがこの雪も2時間程度降って止んでしまいました。あっという間の冬の風物詩でした。
参考までにスローで撮影するとご覧のようになります。雪の描写が良い感じに撮影できたのは1/50程度ですが上の写真はシャッター速度は1/8のため雪が流れすぎている例です。GMOの看板部分を見ると雪のようにも見えますが「雪の写真です!」とお見せできるような1枚になりませんね。
最近はフジフィルムX-E4以外にライカQ2の撮影頻度が多くAFのため片手でパッパッと撮影ができるのは非常に楽です。手振れ補正がついていますがシャッター速度が遅すぎるとカメラブレをするようなので過信をしないでISOオートで撮影をするのが一番得策なのかな?と最近考えています。
ぶらっとカメラご覧いただきありがとうございます。頻度は少な目です日常のスナップや風景などこれからもご紹介します。次回を乞うご期待!
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