デイトナはロレックスの頂点に君臨する王様です。普及モデルはいつの時代もナンバーワンのステンレススチールモデル、所謂116500LNですが今回は116509ホワイトゴールドモデルの話です。
買ってはいけないデイトナと題しましたが本当に買ってはいけないデイトナがあります。
2017年に116509若しくは116519用にバーゼルで発表されたブルー文字盤デイトナと2018年に発表されたスチールブラック文字盤です。これには注意が必要です。具体的な例としてギャランティカードがないと一般的にギャラ無の扱いで販売されていますがこれが今回の肝となります。


つまり2011年以降にロレックスのシリアルナンバーは6桁表記でVやG、Mなどで始まるシリアルナンバーでした。頭文字を見ることで何年製か凡その見当がつきましたがランダム以降は7桁表記となりギャランティカードがないと年式が不明になりました。良い意味で言えばギャランティカードがなければ2011年~現在までのモデルと変わらないと表現できます。
しかしブルー文字盤とスチールブラック文字盤は2017年もしくは2018年以降のモデル限定なのです。最近色々なショップで肝心なギャランティカードがないブルー文字盤やスチールブラック文字盤のデイトナ116509が販売されています。値段はギャランティカード有に比べて若干お安くなっています。理由は一目瞭然です。2011年~2016年までのデイトナに文字盤を交換して販売されている可能性が大きいです。勿論オリジナルであるし偽物ではないのですがフルオリジナルを拘るなら年式にも拘りたいです。

このモデルに上記2種の文字盤が
入れ替えらている可能性あるので注意
ロレックスは公式アナウンスなしにマイナーチェンジは良くされています。デイトナの場合例を挙げると
1.ブレスのバックル仕様変更
2.私自身は確認できていませんがベゼルの仕様変更
3.キャリパーの変更
4.ギャランティーカードの仕様変更 など
細かな変更があります。
奥が深いロレックス選びは終わりがありません。より良いモデルを購入するためには知識がないと大変なことになります。
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