風景写真を撮影している頃はフィルム全盛でした。当時はペンタックス67用の35mm~400mmまでほぼ一式揃えていてどんなシーンでもかかってこいの状態でしたね。時代はデジタルカメラ全盛となりいつのまにか防湿庫に眠っているレンズたち・・・
今回はフジフィルムX-E4で撮影したらどんな描写をするのか気になって撮影をしました。フジフィルムのXマウマウントは他社のレンズを接続することは出来ないですが各社レンズ用のマウントアダプターが相当数販売されていて電子接点の方式を除けばマニュアルレンズは接続が可能になります。
ペンタックス67用レンズを富士フィルムXマウントに接続するマウントアダプターが販売されているのか不明ですが少しアクロバティック的な方法で接続しました。手元には
1.ペンタックス67レンズをニコン用のボディに接続するマウントアダプター
2.ニコンのレンズを富士フィルムXマウントに接続するマウントアダプター
この2つを組み合わせればOKだろうと安易な発想から強引に2個連結してペンタックス67レンズを装着しました。
それにしてもこの状態でスナップフォトをする気が全く起きないバランスの悪いさ・・
近所の公園で試写、開放値がF4なので背景のボケ量が少ないのが良くわかります。撮影時の条件は太陽が前方上方向にあったのでフレアーが発生して曇りがかった雰囲気にもなりました。手元にあるTTArtisan50mmF0.95やフォクトレンダー23mmF1.2が改めて強烈なボケやハレーションに強く良いレンズと感じました。
本来はゴーストやハレーションに強いペンタックスSMCレンズなので試しに太陽を試写しました。左上に少しゴーストが発生、絞りはF4開放。
次に絞りをF22まで絞りました。太陽の光芒を撮影する時はここまで絞り込むと
太陽は★型になるため有効な撮影方法です。ペンタックス67レンズは概ねこのような光芒になるため太陽をいれた撮影をするシーンではとても面白描写をします。今回ペンタックス67用のレンズをX-E4で撮影しましたレンズが大きい、重いそしてバランスが悪い・・・写りは?と考えると専用のレンズを使用するのが一番良いと感じました。
次回をお楽しみに!
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